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透析患者は、血液透析用の太い針や腹膜透析用カテーテルの感染に注意が必要です。血液透析では血圧変動がリスクを高め、腹膜透析では腹膜炎の可能性があります。そのため、入浴時には注意しておきたいポイントがあります。
血液透析当日の入浴は原則控えるようにしてください。なぜなら、透析後は血圧が返送しやすいためです。入浴すると血管が拡張するため、低血圧になり、浴室で倒れてしまう危険もあります。また、シャントを刺したばかりなので、その部分からの細菌感染や出血の可能性もあります。血液透析当日はシャントの保護テープをしっかりと貼って、シャワーだけにしてください。
腹膜透析は、お腹にカテーテルを通し透析液を入れ、腹膜を介して行います。カテーテルが外部とつながっているため、入浴時に細菌感染による腹膜炎を防ぐ必要があります。カテーテルの出口部分が窪んでいると、ケアが難しく感染リスクが高まります。入浴方法には、出口部分を保護する方法としない方法があります。
まず、クローズド浴は、腹膜透析用のパックやフィルムでカテーテルを保護して入浴する方法で、入浴前後の処置が面倒で費用もかかります。一方で、オープン浴はカテーテルをビニール袋に入れ、カテーテルの出口部分を覆わずに入浴する方法で、カテーテル挿入後2~3ヶ月から可能です。オープン浴では、感染防止のために一番風呂に入り、殺菌洗浄剤を使用することが推奨されます。
血液透析をしていても温泉に入ることは出来ます。しかし、透析当日は避けてください。前述したように血圧変動や感染症の心配があるからです。そのほかの日でも対象が悪いと感じたら入浴を控えましょう。
基本的に大浴場などは避けたほうが良いでしょう。カテーテル部分から細菌感染してしまうリスクがあるからです。内風呂が付いている宿を選んで、部屋のお風呂に入るようにしてください。
温泉にはさまざまな種類があります。特に高温の温泉では体に負担がかかるので、避けたほうが良いでしょう。また、温泉成分にナトリウムやカリウム、マグネシウムが含まれている場合、飲泉をしてはいけません。
宿泊する宿に腎臓病食がなくても、塩分やカロリー制限は必要になります。また、カリウムを多く含む食品やたんぱく質は控えるべきです。宿に具体的な食事対応を確認しておましょう。
腎臓の働きが弱まっても、仕事や家庭との両立を諦める必要はありません。
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