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透析患者は水分制限が課せられます。その分、脱水症状に陥りやすい点に注意しなければなりません。脱水症状は夏だけではなく、冬にも注意が必要です。透析患者の水分補給のポイントについて見ていきましょう。
透析治療中の患者さんには、透析後の目標体重である「ドライウェイト」が決められています。基礎体重+3~5%の体重増加の範囲に収められるように水分量を調整する必要があります。体に入る水分から、体から出ていく水分を引いた分が体重増加量です。
透析患者さんは人より尿を出せない状態にあるため、むやみに水分補給をするのではなく、1日の中でこまめに体重を図って、体重の変化からこまめに水分量を判断することが大切です。
ドライウェイトの3~5%の体重増加範囲に収められるように水分調節が必要ですが、夏などの発汗量が多い場合などには、脱水症状にならずドライウェイトの範囲内に収まるよう、適切な水分調節を行いましょう。
喉が渇いたときには水分補給が必要ですが、一度にたくさんの水分を取る必要はありません。つまりがぶ飲みをせず、少しずつ水分を口に含めば良いというわけです。1日に取る水分の量を調整し、あらかじめ一日分の水分を水筒に入れておくなどしておくと、水分量の管理をしやすいでしょう。また、水分を摂った時間をしっかり把握し、短時間内で水分を多くとり過ぎないように注意しておくのもおすすめです。
同じ「水を一口」であっても、水分なら一瞬でなくなりますが、氷であれば溶けるまでに時間がかかります。ちなみに氷1つ分の水分量は、水で15~20ml程度の水分量に値します。そのため透析患者さんの水分補給には、氷をゆっくり時間をかけて舐めて溶かすという方法もおすすめです。ただし氷は水分量が少ないからといって、食べ過ぎないように注意しましょう。
食事に汁物が出てきたら、それも水分として体の中に入っていきます。味噌汁やスープ類などの食事は、汁を減らして具を多めに取ると、ドライウェイトの範囲内で普段の水分補給ができるようになるでしょう。具だけを食べて汁は極力飲まないように心がけたり、汁のベースとなる味噌やお出汁を少なめにしたりなどして調整することも効果的。
水分補給として有名なのはスポーツドリンクですが、スポーツドリンクにはナトリウムやカリウムなど、透析患者さんにとって注意すべき成分が含まれています。汗をかいたときには有効ですが、それ以外のタイミングでは麦茶や水など、カリウム、ナトリウムの含まれない飲み物がおすすめです。
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