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透析を受ける場合、さまざま点に配慮しながら過ごすことになります。
「透析中って、旅行はできるの?」「注意点や準備しておくものが知りたい」と思っている方もいることでしょう。
透析治療を受けている場合、主治医から許可が出れば旅行に出かけても問題ありません。事前に、旅行先で透析に対応している医療機関をしっかりと探して準備を進めておきましょう。
ここでは、旅行に行く前の準備や透析患者の旅行の流れについて説明しています。透析を受けていて、旅行を検討している方はぜひチェックしてみてください。
参照元:一般社団法人全国腎臓病協議会透析中に旅行に行く場合、どのような準備をするのか気になるもの。ここでは、準備すべきことについて説明していきます。
国内の場合、通院先に聞いたりネットでチェックしたりする方法で透析施設を探しましょう。国外の場合、旅行代理店などに依頼するのが望ましいです。
旅行先の医療機関は、いつも透析を受けている施設とダイアライザーや透析液などが異なることがあります。また、海外旅行の場合、イスに座ったまま受けたり着替えずに透析を実施したりする場所もあるのが特徴的。
旅行先の医療機関に送るデータや必要書類について、問い合わせておきましょう。
旅行先で透析治療を受ける際、現在受けている透析治療やデータが記載された書類が必要です。必要書類やデータは医療機関で記載してもらえますので、用意しなければならない期日を主治医にしっかり伝えて書類作成を依頼してください。
透析治療中の体調を整えるために食事や睡眠などに配慮することは重要です。気の緩みから食事量が多くなると体調を崩してしまいやすくなるため、塩分やカリウムには十分注意しなければなりません。そして、不慣れな環境では疲れが溜まりやすくなるため、旅行中はもちろん旅行前後もしっかりと睡眠をとるよう心がけ、無理のないスケジュールを組むようにしてください。
国内旅行の場合、健康保険証と特定疾病療養受領書を提示すると、1医療機関あたり1~2万円ほどの自己負担で済みます。
海外旅行では支払いの際、旅行先で透析にかかる医療費を一旦全額自己負担で支払います。費用目安として、アジアで1回3〜5万円、アメリカで4〜5万円、オーストラリアで8万円程必要ですが、事前に確認しておきましょう。
そして、帰国してから申請を行うと一部が還付されることになります。費用や書類について、事前にチェックしておくのが望ましいです。
参照元:Medical Note国内旅行をする際の注意点や流れについて説明していきます。
旅行に出かけても大丈夫か、事前に医師に確認しておきましょう。許可が出た場合、旅行時の注意点なども合わせて確認しておくのが望ましいです。
旅行の日程に合わせて、透析治療を受ける日を決めていきます。
旅行先の透析を受けられる施設を調べておきましょう。通院施設に聞いたりネットでチェックしたりするのがおすすめです。
旅行先の透析施設に依頼しましょう。1ヶ月前など早めの予約が必要ですので、詳しくは予約先の施設にご確認ください。
参照元:MediPress透析主治医に紹介状や診療情報提供書の作成を依頼します。決められた日時に間に合うよう余裕を持って依頼し、作成してもらった書類送付も行いましょう。
海外旅行をする際の注意点や流れについて説明していきます。
旅行に出かけてもよいか、主治医へ確認するようにしてください。状態によっては海外旅行の許可が出ない場合があります。海外旅行を検討している場合、必ず主治医に相談して指示に従うようにしましょう。
旅行先や日程、透析予定の日時を決めていきます。
旅行先の透析施設を調べておきます。海外透析予約代行専門業者や旅行代理店に依頼してもよいでしょう。
透析予約を行います。旅行の2ヶ月ほど前に予約するようにしてください。
参照元:MediPress透析旅行先の透析施設からメディカルレポートと呼ばれる医療情報の作成依頼が届いたら、主治医に依頼しましょう。そして、早めに海外旅行保険に加入したり、還付申請手続きについて調べたりしておくことも重要なポイントです。
腎臓の働きが弱まっても、仕事や家庭との両立を諦める必要はありません。
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引用元:https://sasazuka-clinic.jp/
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引用元:https://tulip.clinic/dialysis/
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お問合せ:03-6805-1836
引用元:https://www.tokyonext.jp/
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