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日常生活の管理

継続的に血液透析を行っていくためには、日常生活でもさまざまな注意点があります。主に体重を適正に保つ、食事に気をつけるなどがありますが、特に気をつけたいのが腕の内シャントです。シャントを自己管理することで、長く使い続けることも可能となります。

日常生活で気を付ける8つの管理

透析をしていても、とても元気に過ごしている方はたくさんいらっしゃいます。そのような方々の多くは自己管理を上手にやっています。では、日常生活の中で具体的にどのようなことに気をつければよいのでしょうか。以下に詳しく解説していきます。

シャント管理

シャントとは、老廃物を除去する機器に血液を送るために作られた出入り口のことです。普通の血管では細いため、手術によって静脈と動脈をつなぎ合わせて「内シャント」というものを作るのです。日常生活でこのシャントに対して必要な注意点は、まず耳を当てるなどして、血液が流れを確認することです。血流が滞ると、再手術などの可能性もあります。また、清潔を維持して感染を防ぐことも大切になります。そして、シャント側の手で重い荷物を持ったり、時計をしたりしないこと、血圧測定や採血もシャント側と別の腕で行ってください。

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シャントの管理について

カテーテル管理

透析には血液透析と腹膜透析の2種類があります。上記のシャントは、血液透析のときにつくられるもので、腹膜透析の場合にはおへその下、側腹部という場所にカテーテルを挿し腹膜部分に留置する手術を行います。手術後にはカテーテルが体外に出ていますので、管理をすることが必要です。主な注意点としては清潔を保つことになります。カテーテル自体もそうですが、透析液を扱う場合にも清潔を心がけてください。感染をしてしまうと、腹膜炎を発症する場合もあります。腹膜透析は自分で管理するため細心の注意が必要です。

体重管理

健康的な体重をキープすることも透析生活では重要なこととなります。タンパク質の制限があるため、カロリーが足りなくなり、体重が減少することがありますので、炭水化物た脂肪などでしっかりとカロリーを接種する必要があります。また、むくみで身体の水分量が増加すると体重も増加してくるので、その場合は担当医に相談しましょう。

食事管理

透析では、食事にも注意が必要です。まず、適切なタンパク量が大切です。タンパクを取りすぎれば素窒素(BUN)やリン(P)カリウム(K)の上昇につながります。逆に不足すると栄養状態が悪くなり抵抗力が弱くなります。自分の体重などから適量を知っておきましょう。また、塩分を多く取れば、のどが渇いて水分もとりすぎ、体重増加に繋がります。水分は適正体重の3~5%、塩分は1日7~8g以内にしましょう。水分を取りすぎると心臓に水がたまり心胸比が基準以上となり心不全となる可能性もあります。

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人工透析における食事の管理について

運動管理

透析をしていても運動はできますし、むしろ必要です。適度な運動は身体も健康にしますし、精神的にも良い影響があります。血圧の安定、便通の改善、ストレス解消、骨折や生活習慣病の予防に有効と言われていますので、体調と相談しながら適度な運動を心がけてください。

睡眠管理

透析をしている方は、不安などで不眠になる方も多くいます。また、皮膚がかゆくなるなどの症状も出やすいので、そのための睡眠不足も考えられます。眠れない場合にはその原因を取り除くように医師と相談してみましょう。眠剤などの処方も可能です。

排便管理

透析をしている方は、カリウム制限により野菜不足で食物繊維が足りなくなる、さらに水分制限もあるため、便秘になりやすいと言われています。その対策として毎日決まった時間にトイレに行くことを習慣づけましょう。また、腸内環境を整えるサプリを飲んでみるのも良いでしょう。しかし、下剤などを使用するときには、必ず医師に相談しましょう。下痢が続き脱水症状になることもあります。

服薬管理

処方されている薬は、必ず決められた量を決められた時間に飲むようにしてください。それが副作用をできるだけ防いで、効果を発揮する方法だからです。また、透析をしている方が服用してはいけない薬がありますので、ほかの医療機関にかかる場合には、必ず透析をしていることを話しておきましょう。

合併症・感染症にも気を付けよう

透析をしていると、合併症や感染症の危険もあります。しかし、シャントやカテーテルなどの管理をしっかりとして、体力を落とさないように健康に気を配っていればリスクは減らすことができます。透析中でも元気に活動している方は多いので、日常生活を楽しみながら健康管理をおこなっていきましょう。

東京都内各エリア別で探す「夜間透析」に対応しているHDF対応クリニックの紹介

お仕事や日中の予定を気にせず、夜間に柔軟な透析治療を提供するクリニックをご紹介します。 通いやすい立地・利便性の高いアクセス経路で通院にかかる負担を減らし、長時間快適にリラックスして過ごせるご自身の環境にあったクリニックを検討してみてください。

都内西側(渋谷区、新宿区、世田谷区、中野区、杉並区、練馬区)にお住まいの方向け
【笹塚駅から徒歩1分】

渋谷笹塚HDクリニック

渋谷笹塚HDクリニックのキャプチャ

画像引用元:渋谷笹塚HDクリニック公式HP
(https://sasazuka-clinic.jp/)

特徴

  • 充実した透析専用リクライニングチェア

    透析中の腰痛や肘の痛みを軽減するのに適した専用チェアで疲労・ストレスを極力残さない体勢でリラックスできます。

  • 少人数制で担当スタッフによる対応

    自身の状況を知るスタッフが担当してくれるのでちょっとした状況の変化や不安など気軽に相談できる

  • 全台オンラインHDF対応

    HDF対応なので、透析後の疲労・倦怠感を軽減し合併症のリスクも抑えられる

  • 月・水・金は18:30~23:00まで透析が可能
  • お問合せ:0120-051-137
都内北側(文京区、豊島区、板橋区、北区、荒川区、足立区)にお住まいの方向け
【池袋北口から徒歩5分】

東京透析フロンティア
池袋駅前クリニック

東京透析フロンティア 池袋駅前クリニックのキャプチャ

画像引用元:東京透析フロンティア
池袋駅前クリニック公式HP
(https://frontier-ikebukuro.jp/)

特徴

  • 月~土曜を通して朝から夜間まで対応

    曜日による時間区切りが無く、日曜を除いて終日8:30~23:00まで透析対応

  • 外国の方でも安心して通える

    英語による対話にも対応できるので、難しい専門的な話しや症状についても安心して相談ができる

  • 施設透析・在宅透析の両方に対応

    患者と介助者のトレーニング、24時間緊急電話窓口など在宅透析普及のための体制

  • 月~土(祝)は08:30~23:30まで透析が可能
  • お問合せ:03-670-3755
都内南側(港区、品川区、目黒区、大田区)にお住まいの方向け
【品川駅から徒歩1分】

品川腎クリニック

品川腎クリニックのキャプチャ

画像引用元:品川腎クリニック公式HP
(https://www.shinagawa-jin.com/)

特徴

  • 車椅子にも対応できる無料送迎バス

    自身で通うのが難しい状態でも送迎車によるスタッフのサポートも受けられ、安心して通院できる

  • リハビリや栄養管理でもサポート

    透析だけでな専門医による栄養指導や運動サポートなど月数回のカリキュラムも実施

  • 腹膜透析にも対応

    腹膜透析単独・腹膜透析と血液透析の併用療法にも対応

  • 月~土(祝)は17:00~22:00まで透析が可能
  • お問合せ:03-3458-9801
都内東側(中央区、江東区、台東区、墨田区、葛飾区、江戸川区)にお住まいの方向け
【上野駅各出口から徒歩3~5分】

上野透析クリニック

上野透析クリニックのキャプチャ

画像引用元:上野透析クリニック公式HP
(http://www.uenotouseki-c.jp/)

特徴

  • 特養・老人ホームからも送迎

    自宅前からクリニックまでの無料送迎だけでなく施設であっても送迎を受けられる

  • 準クリーンルームによる装置管理

    透析液作製装置を他の空間と区別化した準クリーンルームに設置、衛生装備を徹底し透析液の清浄度を保つ

  • 快適に過ごすためのくつろぎ空間

    ベッド・チェアーだけでなく、待合室や個別ロッカー、相談室まで揃え、「透析をくつろぎの時間に。」がモットー。

  • 月・水・金は15:30~22:00まで透析が可能
  • お問合せ:03-5817-8770

【選定条件】 Google検索にて「人工透析 東京」と検索して出てきた、100件のサイトのうち、まとめサイトによる紹介を除く69院の情報を調べ、「夜間透析」「駅から徒歩5分内」「オンラインHDF」に対応しているクリニックを所在地ごとに「城西/城北/城南城東」で振り分け、閉院時間が一番遅いクリニックを紹介しています。
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