公開日: |更新日:
透析とは、自分の腎臓の代わりとなる装置・システムを介し、血液から老廃物等を除去する治療のこと。大きく分けると血液透析(HD/Hemodialysis)と腹膜透析の2種類がありますが、ほとんどの患者は血液透析を選択しています。血液透析にもいくつかの種類がありますので、それぞれの違いを簡単に理解しておきましょう。

血液透析とは、老廃物等のたまった血液をいったん体の外部へ出し、装置に通してきれいにしてから体へと戻す治療のことです。以下に挙げる通り、血液透析にはいくつかの種類があります。
長時間透析とは、週に18時間以上行う透析のことです。週3回の頻度なら1回につき6時間以上、1日おきの頻度なら1回につき5時間以上の透析治療を受ける形となります。
長時間にわたって丁寧に透析を行うことで、その分、より多くの老廃物排出や除水が可能になります。長時間透析を続けることで、血圧が正常値へ戻ったり貧血が改善したりする患者や、リンやカリウムの吸着薬が不要となる患者もいます。
頻回透析とは、隔日や連日で行う透析のことです。隔日で受ける場合、土日は治療を休むパターンと土日も治療を受けるパターンがありますが、後者のパターンのほうが、中2日は生じないため体調維持には良いとされています。
オーバーナイト透析とは、夜間の睡眠中に行う透析のことです。一般的には夜9~10時ごろから透析を始め、朝の5~7時ごろに透析を終えます。
長時間にわたりゆっくりと透析を行うことで、より多くの老廃物排出や除水をできる点がメリットです。また、日中に仕事をしている人にとっては、就業時間を削減せずに済む点もメリットになるでしょう。
在宅血液透析とは、透析施設と同じ機器を自宅に導入して行う透析のことです。事前に患者本人、および介助者が医療施設で十分な訓練・教育を受ける必要はありますが、自宅で同じ治療を受けられる状態になれば、本人にとっても家族にとっても大きく負担が減ることでしょう。
透析に関連する行為を全て自分で行う必要がありますので、自己管理・自己決定をしっかりと行える患者に適しています。
オンラインHDFとは、血液透析(HD)と血液濾過(HF)を併用した血液濾過透析(HDF)のことです。オンラインとオフラインがありますが、オンラインのほうがより多くの老廃物を除去できます。補液を通じて血液透析より多量に濾過を行うため、血液透析では難しい低中分子蛋白を除去することも可能となります。

血液透析の治療は、基本的に透析施設に来院し、専門のスタッフである医療従事者がほとんどを行います。
なので、治療に関して自分で行うことはあまりありません。日々の生活習慣の管理は必要になりますが、治療自体は医療従事者が行ってくれるというメリットはあります。
トラブルが起きても医療スタッフが対応してくれるので安心感もあります。
さらに、週に3回、1回4時間という決まった曜日や時間に治療を行うので生活にメリハリがつきます。
腹膜透析は後述しますが、病院に来ない分、自分で毎日透析液の交換が必要になります。
血液透析の場合、シャント血管などに皮膚を介して穿刺を行わなければなりません。そのため、毎回痛みが生じてしまいます。
また、透析施設が近くにない場合は、週3回の通院が苦になることも少なくはないです。頻回の通院と治療が苦痛に感じる人はデメリットになります。
また、透析中は基本的にベッドから動けません。トイレなどへは途中離脱していくことも可能ですが、不便であることに変わりはありません。
例えば、過去に腹膜を切開するような手術を受けた経験のある方や、何らかの理由で腹膜にカテーテルを取り付けることが難しい方など、腹膜の状態が腹膜透析に適さない状態にある場合には、血液透析が推奨されます。
腹膜透析はご自宅で、ご自身で透析液を注入し取り出すという自己完結型の透析治療であるのが大きなメリットですが、その反面、ご自宅に透析に必要な設備を設置する必要があります。また、しっかりとした自己管理も不可欠。それらが困難な場合は、病院や透析センターでの血液透析が望ましいと言えます。
腹膜透析は患者ご自身で自宅で行える透析治療である反面、心臓にかかる負担が血液透析に比べて大きいというデメリット・リスクがあります。心臓になんらかの病気を抱えている方は、血液透析を選ぶべきとされています。
腹膜透析はご自身のお腹に専用のカテーテルを手術で取り付け、透析液を出し入れするという治療法になります。もちろん殺菌や除菌などの対策は行われますが、それでも感染リスクはゼロではありません。
血液透析は基本的に医療機関に赴き、医療関係者が健康状態をチェックしながら治療を行います。仮に透析中に体調が急変したというような場合でも、適切に対応してもらえます。
腹膜透析は所定の時間、所定の回数や手順を守って透析液を出し入れすることで治療効果が発揮されます。自己管理が重要であり、そこまでしっかり行う自信がないという場合には、医療機関で医療スタッフによって行われる血液透析を選ぶべきです。
働きの弱ってしまった腎臓に代わって、体内に蓄積されてしまっている老廃物や余分な水分などの排出を人工的に行うのが透析治療ですが、本ページでご紹介している血液透析に加え、腹膜透析という方法もあります。
血液透析は週3回の通院が必要であり、そのため生活スタイルにも制約が課せられてしまいますが、腹膜透析は基本的に自宅で行え、通院も月に1~2回程度で済むというのが大きな特色です。腹膜透析と血液透析の主な違いは、以下の通りです。
血液透析は腕の血管に針を刺し、そこからポンプで血液を取り出し老廃物や余分な水分を除去して体内に戻します。対して腹膜透析は、手術でお腹にカテーテルを取り付け、そこから透析液を注入、一定時間が経過したら老廃物が取り込まれた透析液を取り出すという方法になります。
血液透析は週3回、1回4時間を充てる必要があり、また治療中は安静にしていなければなりません。対して腹膜透析は一日に3~4回、各30分程度の時間をかけて透析液を交換する必要がありますが、それ以外は自由度の高い時間を過ごすことができます。
血液透析は透析治療を速やかに行う必要がある患者さんに対して行われるのに対し、腹膜透析はそこまで切迫した状況ではない患者さん向けに、比較的緩やかに透析を行うという方法になります。
人工透析には大きく分けると2つの方法があることがお分かりいただけたでしょうか。
病院に訪れる回数や管理の問題から、それぞれのメリットとデメリットがあります。大切なのは自分がどのように透析と向き合っていくかです。
それぞれの透析療法に対する特徴やメリット、デメリットを理解して、自分に合った適切な治療方法を選択して下さい。
腎臓の働きが弱まっても、仕事や家庭との両立を諦める必要はありません。
東京には、夜間や休日、さらには睡眠時間を活用できるオーバーナイト透析まで、ライフスタイルに合わせた多様な治療を提供するクリニックがあります。
通いやすい立地や快適な治療環境により、長時間の透析もリラックスして過ごせるよう工夫されています。
「命を守る治療」であると同時に「自分らしい生活を続けるためのサポート」として、あなたに合った透析クリニックを見つけてみてください。
引用元:https://sasazuka-clinic.jp/
新宿、渋谷からもアクセスしやすい笹塚駅徒歩1分。仕事帰りや出勤前でも立ち寄れる便利な立地。
月・水・金は朝8時半から夜23時まで透析が可能。残業後や早朝でも治療を続けられます。在宅透析も相談可能。
全てのベッドでオンラインHDF透析を受けられるので、混雑や時間帯を気にせず治療できます。
| 所在地 | 渋谷区笹塚1-30-3ビラージュ笹塚Ⅲ4階 |
|---|---|
| アクセス | 京王線笹塚駅より徒歩1分 |
お問合せ:0120-051-137
引用元:https://tulip.clinic/dialysis/
平日だけでなく土日も透析に対応しているため、予定に左右されず治療を継続できます。平日に休むことが難しい場合や送り迎えが必要な方も、家族の休みに合わせて無理なく通院できます。
腹膜透析と血液透析を導入時から併用でき、患者の腎機能や生活スタイルに合わせた柔軟な治療を選択可能です。
初めての透析もすべて外来で導入できるため、入院の負担なくすぐに治療を始められます。
| 所在地 | 東京都港区南青山7-8-8-101 |
|---|---|
| アクセス | 表参道駅から徒歩13分 |
お問合せ:03-6805-1836
引用元:https://www.tokyonext.jp/
金曜23時から翌朝7時までのオーバーナイト透析で、眠っている間に8時間の治療が完了。日中の自由な時間を確保できます。
43床のベッドを備え、有料シャワールームも完備。混雑時でもゆとりをもって快適に透析が受けられます。
他院で追加料金がかかることもあるオーバーナイト透析が、通常と同じ費用で受けられます。
| 所在地 | 荒川区西日暮里2丁目22-1ステーションプラザタワー2階 |
|---|---|
| アクセス | 日暮里駅より徒歩1分 |
お問合せ:03-5615-1566
ライフスタイルに合わせて選ぶ
東京都内&近郊の
人工透析クリニック