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合併症等に対応可能なクリニック

ここでは、透析中のトラブルや合併症への対応ができるクリニックをご紹介します。

人工透析の主なトラブル

医師と患者のイラスト 人工透析の安全性は高まってきていますが、それでもトラブルやリスクはつき物です。特に、シャントと呼ばれる、透析の血液の出入り口に関するトラブルはなかなかなくなることがありません。

シャントトラブルにより透析を受けられなければ、緊急事態に陥る可能性もあります。透析クリニックを選ぶ際には、シャントトラブルに迅速に対応できるかどうかをしっかりチェックしておくべきでしょう。

また、人工透析の合併症で重篤なのは心臓病です。透析患者は、血圧が安定しないために、動脈硬化も起きやすく、心不全や心筋梗塞が原因で亡くなる方は30%に上るとも言われています。

シャントトラブル

人工透析で起こるシャントトラブルについて紹介していきます。

透析の出入り口となるバスキュラーアクセスには、大きく2つの種類があります。1つは常に血液が流れているもの、もう1つは透析時だけ血流があるものです。血液の経路(シャント)は、人工的な素材の外シャントと、血管を利用してつくられた内シャントに分けられます。

多くの人に利用されているシャントですが、さまざまなトラブルが報告されています。いくつか例を挙げると、静脈の拡張、狭窄、詰まり、腫れ、瘤化、感染症などのトラブルが生じる可能性があります。

また、シャントは永遠に使えるものではありません。シャントには寿命があります。使い方によって長持ちさせることもできますが、トラブルが起こって短い期間で使えなくなることもあります。できるだけ長く使用していくためにも、おかしなところがないか確認する習慣をつけましょう。

自分でできる予防

シャントトラブルを予防するために、どのような予防ができるでしょうか。予防の基本は、シャントを守ることです。シャントはつまっていないか、感染による腫れてはいないかなど、日常的にチェックすることが大切です。1日1回は手で触れて、確認するようにしてみましょう。

普段の生活の中では、できればシャント側の腕に負担をかけないような行動をしてください。重い荷物を長時間持ったり、激しく動かしたりしないように気をつけましょう。また、透析日には浴槽に入らずシャワーだけで済ませるなど、感染防止に努めるようにしましょう。

とは言え、じっと体を動かさずにいるのはよくありません。適度な運動を行うことで体力を保つことができますし、免疫力もアップします。近所を散歩するなどの運動を取り入れてみましょう。

静脈瘤

静脈瘤というのは、静脈が瘤(こぶ)のようになって腫れることを言います。シャントトラブルでは、シャント静脈の一部に瘤ができることがあります。とくに吻合部にはできやすいとされます。

なぜ瘤ができるかというと、その理由はさまざまです。たとえば血管が狭くなってしまった場合、血管の壁の一部に勢いよく血流が当たることになり、そこに瘤を作ってしまうことがあります。また、単純に血流の量が増えたことにより、瘤ができやすくなることもあります。

瘤が小さいうちは放置しておいても構わないのですが、赤くなる、大きくなる、痛みがあるなどの場合は、破裂の危険性があると考えられます。悪化すると手術が必要になる場合もありますので、早めに担当医に相談するようにしましょう。

過剰血流

静脈瘤のところでも少し説明しましたが、シャントによって静脈にはそれまで以上にたくさんの血流が流れることになります。それにより、瘤が形成されることもありますが、その他にもトラブルの危険性があります。

血流量が異常に増えてしまうことで、実は心臓にも負担をかけることになります。シャントが必要以上に太くなってしまうと、過剰血流となって心不全を引き起こす原因にもなりかねません。

「以前より疲れやすくなった」「少し動いただけで息切れがする」などの変化があった場合は、もしかすると心臓への負担が増しているのかもしれません。「おかしいな」と感じたら、ぜひ検査を受けてみてください。

その他に起こりうるトラブル

シャントトラブルの例として静脈瘤と過剰血流について紹介しましたが、その他にも色々なトラブルがあります。

静脈高血圧症では、シャント側の腕の一部または全体が腫れてきます。静脈の圧が高まることによって、高血圧が生じる可能性があります。腕ではなく、手の指が腫れることもあるようです。

スチール症候群は、血流が低下することによって手の指がしびれたり、冷えてしまったりするトラブルです。動脈硬化のある方は特に血流低下の可能性がありますので、日頃から注意するようにしましょう。

また、怖いトラブルの1つに感染もあります。一般的なシャントの場合は感染する可能性は低いのですが、人工血管の場合は穿刺によって感染する危険性が高くなっています。原因は皮膚の常在菌です。穿刺に失敗するなどしてできた血腫に常在菌が入ってしまい、感染してしまうことがあります。

ここまでは日常的に起こりうるトラブルについてお話してきましたが、透析中にも様々なシャントトラブルが考えられます。

たとえば脱血不良。これは、透析に必要な血流が脱血できないトラブルです。原因は狭窄であることが多いです。血管が狭くなってしまい、血液の通りが悪くなってしまうために起こります。また透析中には静脈圧が上昇することもあります。こちらも原因は狭窄であるケースが多くなっています。

合併症等に対応可能なクリニック 3選in 東京

医者 白衣

ここでは、トラブルや合併症にいち早く対応できるクリニックをご紹介します。

渋谷笹塚循環器HDクリニック

シャントトラブルへの対処の迅速さに定評

シャントに異変が見られた場合は血管エコーで診察し、当日中に透析が可能になるように処置してもらえます。また、造設手術が必要なら各地にある提携病院で手術が可能です。

院長の朝田先生は心臓病に対する深い知見を持っています。血圧低下を防止するために、日頃から内服薬などを処方し体調管理ができるようにしています。院内には循環器専門医も在籍していますので、万が一の時も安心です。

院長先生は救急救命室での勤務経験も豊富なので、あらゆる傷病に迅速な対応ができるというのも強みです。

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東京ネクスト内科・透析クリニック

定期検査でトラブルを防ぐ

定期的に、シャント、心臓、頚動脈、下肢血管の超音波検査を行い、トラブルを未然に防いでいます。

人工透析中は血圧測定装置により、血圧低下にいち早く対応することが可能です。

また、透析装置にはBV計が装備され、循環血液量の変化などをモニタリングすることができます。

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三軒茶屋病院

夜間の急な体調変化にも対応

病院全体が救急の受け入れ先になっている病院なので、合併症が起こった時も安心です。

透析以外の日でも、異常に気が付いたら診察してもらうことができます。また、夜間救急もおこなっているので、夜間の急な体調変化にも対応可能です。

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まとめ

透析医療の進歩によって安全性が高まっているとはいえ、静脈の拡張、狭窄等のシャントのトラブルはなかなかなくなりませんし、感染症の危険もなくなりません。また期間が長くなるほど、合併症の危険も高くなってしまいますから、透析中のトラブルや合併症への対応ができるクリニックであれば、心強いですよね。

また近年では合併症に対応できるクリニックだけでなく、時間を有効に使えるオーバーナイト透析や夜間透析、長時間透析が可能なクリニックなどもあります。さまざまな種類の人工透析をまとめてありますので、一度チェックしてください。