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人工透析の医療事故について

人工透析における医療事故とは?事故に遭わないために…

人工透析は患者さんの血液を抜き取って浄化する治療ですので、ささいなミスが重大な事故につながります。

ここでは、人工透析で実際に起こった事故を取り上げ、事故に遭わないためにはどうすればよいか解説します。

最も多い抜針事故

人工透析における医療事故で最も多いのが、抜針事故です。通常、透析中は患者さんの血管には2本の針が刺さっています。

抜針事故は針が皮膚にしっかり固定されず、抜け落ちてしまうことにより起こるのです。万一、針が抜けてしまうと一方的に血液が抜かれてしまうため、発見が遅いと死亡事故にもつながる恐ろしいミスと言えます。

回路離脱

血液を循環させる途中、血液が漏れ出してしまうことを回路離脱と言います。例えば、シャントの穿刺部分や抗凝固剤同士をつなぐラインの接続部分から少量ずつ出血していたというような事例です。

除水設定ミス

透析前は体重を測り、除水する量が決められます。この量を計算する際に計算ミスをしてしまったり、装置の設定が間違っていたりすることが除水設定ミスです。除水量が多すぎたり少なすぎたりすることで、重症化する恐れもあります。

空気混入

透析中にカテーテルや装置の取り扱いミスで、内シャントから血管内に空気が混入してしまう事故です。血管内に空気が混入すると最悪の場合、脳内の血管に空気が入り、血管が詰まることにより脳梗塞を引き起こすことがあります。

その他の医療事故

他にも血液凝固や透析液の異常、投薬ミスなどが起こっています。現在ではさまざまな安全装置が導入されたり、ダブルチェックを行ったりするなど、医療ミス防止の安全対策が取られています。

患者さんの命にかかわるような重篤な医療事故は少なくなっているものの、表に出ない小さなミスは起こっていると言われているのが現状です。

医療事故に遭わないために…

医療事故に遭わないためないは、できるだけ人工透析専門の実績豊富な医療施設で受けることをおすすめします。ベテランの医師や看護士が多いほうが、安心して治療が受けられますよね。